LPIC、LinuC資格取得勉強方法
皆様はLPICやLinuCの資格に興味はあるでしょうか。
これから取得を目指される方、すでに目指している方も いらっしゃると思います。
私は2020年の10月ごろにLinuC3を取得しましたので、私が行った資格取得の勉強方法をご紹介いたします。LPICの方を目指している方にも、勉強においては通ずるところもあるので、ご参考になると思います。
①バージョン確認
まずは、自分の取得したい試験のバージョンの確認です。
LPICやLinuCはバージョンが変わることがあります。(特にLinuC)
自分が受験しようとしているバージョンに、参考書が追いついていない場合や貰った参考書で勉強するとバージョンが古い場合もあるので、確認した方がいいです。
これは他のベンダー資格にも言えることです。中には「急に廃止になっていた!」なんてこともあるので、注意が必要です。(MCPがそうでした。。)
まずはバージョンと試験が廃止されていないかどうかは確認しておくべきです。
②参考書
【LPIC1年生】
Linux初心者向けの本だと思います。(イラストもたくさんあり、システムやコマンドの説明もわかりやすいです。)はじめは次に紹介するあずき本から勉強したのですが、よく分からなかったので、この本を読みました。あずき本より噛み砕いた説明が記載されていたので、分かりやすかったです。
【Linux教科書 通称:あずき本】
Linuxシステムの説明、コマンド解説と問題が掲載されています。
活用法については色々試しましたが、おすすめは、通読は2回くらいに留めて、問題を解きながらその都度不明なところを調べるために読むのが良いようです。
【スピードマスター問題集 通称:白本】
あずき本と比べて問題が多いです。LPIC1を1発合格した人の話では、問題集を20周したそうです。
初めから問題を解こうとするのではなく、答えを見ながら答えを覚える感じにすれば、途中で嫌になることが軽減されます。
ちなみに何故かLPIC3やLinuC3の白本は販売されていません。(2021年8月現在時点)
私はLinuC3の勉強を次に紹介する黒本で勉強しました。
【通称:黒本】
私はLinuC1、2を勉強した際は使用しませんでした。
しかし、LinuC3やLPIC3は参考書は白本がなかったので、黒本で補いました。
LPIC304を合格した人の話だと、黒本の内容がかなり出たそうです。
③オンライン学習
私はping-tとクラムメディアを使用しました。
【ping-t】
IT系の資格試験の学習サイトです。
LPIC、LinuCの問題もあり、600~700問くらいあります。コマンド入力問題もあるので、コマンドの対策もできます。
(私の場合、コマンドの対策は次のクラムメディアで行いました。)
設問を2回正解すると、金がつきます。ぜひ全部金を目指してください。
様々な方の合格体験記もあります。
【クラムメディア】
有料のオンライン学習サイトです。(月6000円です。)
本番に近い問題を解くことができます。(2〜3問は当たります。)
コマンドの問題もあります。
私はLinuC2とLinuC3のコマンド対策はこれで行いました。
しかし、答えが違う問題があるようなので、回答に違和感がある場合は、白本やあずき本で正しい答えを確認しましょう。
④最後に
ちなみに私は、LinuC1では、101と102は1回ずつ落ちました。
2、3ヶ月後に再受験したのですが、前回受験した問題とほぼ同じ問題がでました。
ですので、不合格の次に受験する際は、ぜひ出題問題を復習しましょう。
LPICを受験した方の話を聞くと、LPIC3よりLPIC2の方が難しかったと聞きます。
ちなみに私はLinuC2よりLinuC3の方が難しく感じました。
長くなりましたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
皆様が希望する資格に合格することをお祈りしておきます。
最後に下記に私が行ったLinuCの勉強をまとめておきます。
【LinuC1】101、102を1回ずつ落ちました。
・あずき本:5、6周くらい
・白本:7、8周くらい
・ping-t すべて金にしました。(落ちた際はすべて金にはしていませんでした。)
【LinuC2】1発合格。
・あずき本:20周くらい
・白本:20周くらい
・ping-t すべて金 模擬模試は7、8割の正答率
・クラムメディア ひたすら全部を繰り返しました。正答率8、9割
【LinuC3】
・あずき本:20周くらい
・黒本:20周くらい
・ping-t すべて金 模擬模試は7割くらいの正答率
・クラムメディア ひたすら全部を繰り返しました。正答率8、9割